結果の読み方
設定した目標まで、あと何cm必要?
まずリーチを測り、目標を決めて差を確認しましょう。各高さの意味と、リングに触れることとボールを持ってダンクすることの違いを説明します。
目標を決めてから測定値を入力する
cmまたはインチを選び、実測したスタンディングリーチを入力して、リングの高さを確認します。初期値は304.8 cm、つまり10 ftです。高さを調節できるリングでは現在の実測値を使用してください。必要なのは床から上げた指先までの距離で、頭頂までの身長ではありません。
次に、リング上の手の目標高を設定します。0なら指先がリングの高さに達する目標、15ならリング上15 cmの目標です。初期値の15 cmは計算を試すための例で、ダンクの共通基準ではありません。現在の垂直跳びは任意で、入力すると現在の到達点と残りの差を表示します。
有効な入力値で結果が自動更新されます。必須欄が空、または範囲外の場合は修正してください。リセットするとcmの例に戻り、任意の現在のジャンプ欄は空になります。
- スタンディングリーチとリング高は1~500 cm、リング上の目標高は0~100 cmを入力できます。
- 任意の現在の垂直跳びは0~300 cmです。これは入力範囲であり、一般的な能力範囲ではありません。
- インチでは総インチ数を入力します。10 ftのリングは120インチです。単位切り替え時に既存の入力を換算します。
身長ではなくスタンディングリーチを使う
身長は床から頭頂、スタンディングリーチは床から上に伸ばした最高の指先までの距離です。同じ身長でも、腕の長さ、肩の位置、体の比率、伸ばし方によってリーチは変わります。身長に一定の数値を足して代用すると、こうした違いを無視することになります。
ジャンプ到達点は、跳んだときに指先が触れる最高位置です。そこからスタンディングリーチを引いた値が、このツールの垂直跳びです。到達点そのものを入力すると、立位のリーチを二重に足してしまいます。
| 測定項目 | 始点と終点 | このページでの用途 |
|---|---|---|
| 立位身長 | 床から頭頂 | リーチの推定には使わず、入力欄もなし |
| スタンディングリーチ | 床から立位で上に伸ばした最高の指先 | ジャンプ計算の基準 |
| ジャンプ到達点 | 床からジャンプ中の最高触点 | 現在の垂直跳びの実測、または結果として表示 |
| 垂直跳び | ジャンプ到達点からスタンディングリーチを引いた差 | 目標との比較に使う任意入力 |
同じ条件でリーチとジャンプを測る
硬く平らな床で、適切な垂直の測定面のそばに立ちます。つま先立ちをせず両足を床につけ、片腕を頭上に伸ばして床から最高の指先までの垂直距離を測ります。巻尺の傾き、床より上から始まる目盛り、かかとの浮きに注意してください。
現在のジャンプを比較するには、跳んで触れた最高点を記録し、同じ条件で測ったスタンディングリーチを引きます。例えばリーチ230 cm、ジャンプ到達点310 cmなら、垂直跳びは80 cmです。任意欄には80を入力し、310は入力しません。
助走の有無、片足または両足の踏み切り、靴、腕の伸ばし方も記録してください。その場でのジャンプと助走ジャンプは別のテストです。他の機器が測る身体の変位や滞空時間から算出した高さも、触点高の差と一致するとは限りません。再測定は読み取りの確認に役立ちますが、小数桁を増やしても測定誤差は消えません。
- 立位とジャンプで靴、測定面、単位をそろえる。
- 以前の記録と比べる前にテスト方法を確認する。
- 目印を付けるために登ったり、不安定な測定器具を使ったりしない。
リングと手の目標に必要なジャンプを計算
まずリング高に自分で選んだ余裕を足し、指先の目標高を求めます。そこからスタンディングリーチを引くと、目標までに必要な垂直変位になります。同時にリングの高さまでのジャンプも表示するので、リングに届くことと高めの目標に届くことを区別できます。
立ったまま目標に届く場合、必要なジャンプは0です。その高さまで追加の跳躍が不要という意味であり、ボールを扱ってダンクできることを示すわけではありません。
cmとインチの入力は単位を統一して計算するため、高さの関係は変わりません。1国際インチは正確に2.54 cm、1 ftは12インチです。結果は表示用に丸められるので、画面の丸め済み数値を何度も換算して微小な違いを判断しないでください。
計算例:リーチ230 cm、現在のジャンプ80 cm
スタンディングリーチ230 cm、リング高304.8 cm、リング上の手の目標15 cmとします。リングの高さまでに必要な垂直変位は304.8 − 230 = 74.8 cmです。手の目標は319.8 cmなので、必要なジャンプは319.8 − 230 = 89.8 cmになります。
現在のジャンプ80 cmを入力すると、ジャンプ到達点は230 + 80 = 310 cmです。リングより5.2 cm高い一方で、選んだ手の目標より9.8 cm低い位置です。このため、リング高に届くかどうかと、設定した余裕の目標に届くかどうかは同時に異なる答えになり得ます。
リーチとテスト方法を変えず、現在のジャンプを90 cmにすると到達点は320 cmとなり、残りの差は0です。これは選択した319.8 cmを超えるという意味だけで、ダンクの成功や、この変化に必要な期間を示してはいません。
| 手順・結果 | 計算 | 数値 |
|---|---|---|
| リング高に届くジャンプ | 304.8 − 230 | 74.8 cm |
| 選んだ手の目標高 | 304.8 + 15 | 319.8 cm |
| 目標に必要なジャンプ | 319.8 − 230 | 89.8 cm |
| 現在のジャンプ到達点 | 230 + 80 | 310 cm |
| 手の目標までの差 | 319.8 − 310 | 9.8 cm |
リング高と、その上の余裕を設定する
初期値の10 ftは国際インチの定義により正確に304.8 cmです。FIBA用具規則のリング上端は床から3,050 mm、つまり305 cmで、許容差は±6 mmです。304.8と305 cmの公称差は0.2 cm、つまり2 mmです。同一の値とは説明せず、使用するリングの実測高を入力できます。
高さを調節できるリングや標準外のコートでは別の高さもあります。表ではリーチ230 cm、任意の余裕15 cmを固定し、リング高だけを変えています。入力による計算の違いを示す例であり、年齢別に推奨するリング設定ではありません。
指先でリングに触れることと、ボールをリングに入れることは異なる動作です。ボールと手の大きさ、握り、片手か両手か、踏み切り位置、フィニッシュの姿勢が影響します。全員のダンクを保証する共通の指先の余裕はないため、目標は自分で変更できるようになっています。
| リング高 | リングまでのジャンプ | リング上15 cmに必要なジャンプ |
|---|---|---|
| 280 cm | 50 cm | 65 cm |
| 300 cm | 70 cm | 85 cm |
| 304.8 cm | 74.8 cm | 89.8 cm |
| 305 cm | 75 cm | 90 cm |
残りの差と図の読み方
現在のジャンプを入力すると、スタンディングリーチに足して現在の到達点を求めます。追加で必要な高さは、手の目標高から現在の到達点を引き、0を下限とします。現在のジャンプが空欄なら、この二つの結果は省略し、不明な能力を0とは扱いません。
差が0なら、入力した到達点が選んだ手の目標に達しているか、それを超えています。超過分を負の差として表示せず、ダンク成功も自動認定しません。目標を比較するときは、測定方法と他の入力をそろえたまま余裕の高さを変更してください。
図は同じ床面から、スタンディングリーチ、リング、手の目標、入力した場合の現在のジャンプ到達点を示します。高さを比べる図で、姿勢やボールの軌道、踏み切り方は再現しません。線が近い場合は数値で確認してください。
目標を変えて必要な高さを比べる
リング高や手の目標を変えたり、同じ測定方法の記録を比べたりできます。人を比較するときは、それぞれの実測リーチを使ってください。同じジャンプ量でも、指先の到達点は人によって異なります。
身長から腕の長さを推定せず、筋力、速さ、協調性、技術の評価もしません。トレーニング計画、けがの判断、上達速度、達成日も提示しません。測定誤差、テスト方法の変更、動作時の状態で記録は変わるため、一度の計算で持続的な能力変化を証明することはできません。
「あと9.8cm」は入力条件での計算上の差です。伸ばせるかどうか、どのくらい練習が必要かは分かりません。人物の身長を見比べる場合は、無料3Dツールにスタンディングリーチではなく立位身長を入力してください。
- スタンディングリーチ欄に身長、現在の垂直跳び欄にジャンプ到達点を入力しない。
- リングに触れること、任意の手の目標に届くこと、ダンクを完了することを区別する。
- 助走ジャンプ、その場でのジャンプ、異なる機器の数値を同じテストとして扱わない。
FAQ
ダンク計算機のよくある質問
身長だけで計算できますか?+
信頼できる計算には不十分です。リーチは腕の長さ、肩の位置、伸ばし方でも変わり、このツールは身長から推定しません。立位で床から最も高く伸ばした指先までを実測してください。
リングに触れればダンクできますか?+
そうとは限りません。指先がその高さに届くという意味だけです。ダンクにはボール、握り、タイミング、技術も関わります。計算は幾何学的条件の比較であり、ダンク能力を認定しません。
リング上15 cmあれば必ず十分ですか?+
いいえ。15 cmは変更可能な例で、共通基準ではありません。手とボールの大きさ、片手か両手かなどで動作は変わるため、一つの指先高だけで成功は保証できません。
インチ欄にはフィートとインチを入力しますか?+
総インチ数を入力します。10 ftのリングなら120インチです。1国際インチは正確に2.54 cmで、単位を切り替えると既存の入力を換算するため、手動で再入力する必要はありません。
なぜ初期値は304.8 cmで、305 cmではないのですか?+
304.8 cmは正確に10 ftで、FIBA用具規則のリング公称高は305 cmです。差は2 mmです。リング高を変更できるので、実際のコートの測定値を使えます。
現在のジャンプには80 cmと310 cmのどちらを入れますか?+
立位リーチ230 cm、ジャンプ最高到達点310 cmなら、差の80 cmを入力します。310 cmは到達点であり、跳躍による増分ではありません。
現在のジャンプを空欄にすると、二つの結果が消えるのはなぜですか?+
現在の能力が未入力という意味です。リングと自分の目標に必要なジャンプは計算しますが、現在の到達点と残りの差は省略します。有効な現在のジャンプを入力すると比較を追加します。
残りの差が0なら、もうダンクできますか?+
いいえ。入力した到達点が手の目標以上だという意味です。負の差は0と表示します。ボール操作とフィニッシュ動作はモデルに含まれません。
その場でのジャンプと助走ジャンプを直接比較できますか?+
同じテストとして扱わないでください。踏み切り方法を記録し、靴、測定面、腕の条件をそろえて比較します。他の機器による跳躍変位も、触点高の差とは定義が異なる場合があります。
練習方法や、いつダンクできるかも分かりますか?+
いいえ。入力した高さの関係を計算するだけで、練習計画、上達予測、達成日は提示しません。残りの差は、個人が得られる向上幅や必要期間を保証するものではありません。
規則と測定の参考資料
- FIBA · 公式バスケットボール規則と用具
用具規則でリング高を説明しています。実測した高さも入力できます。
- NIST · 国際単位系の使用ガイド
1国際インチは正確に2.54 cm、10 ftは304.8 cmです。